早速屋外の展示車両を見たいところですが、その前に記念館を 見学します。これまでに3回北海道を訪れたうち、3回ともこういう 鉄道の博物館にも足を運んでいます。道内の(主な(鉄道の博物 館は三笠と小樽の2ヶ所にありますが、三笠鉄道記念館となると 実は今回が初めて。何せ交通の便が・・・(以下略 今までの2回は いずれも小樽の博物館に行っていました。 |
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北海道の鉄道の歴史についての展示は豊富 |
もちろんかつて北海道を走っていた車両の模型もある |
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交通の便は劣るとはいえ、北海道の鉄道の歴史に関する展示は 小樽よりも豊富で、見応えがあります。小樽の博物館は「鉄道がメ インの総合博物館」であるというのもありますけどね・・・。 確か記念館の1階から2階へ行く階段の近くだったと思うんです が、いくつもの駅名票が並んでいました。1つ1つ読んでいくと、「こ えとい」「けいほく」「かばおか」・・・?ごめん全く分からない(汗 し かしよく確認してみると、これらは20年以上前に廃止となった天北 線の駅名票だったんです。そりゃぁ自分が知らんのも無理はない わ。。 |
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さらにはこんな展示もありました。未来の鉄道はこんな感じなの か。チューブ状になるのか〜。・・・・・・ってリニアが開通するのでさ え数十年先の話なのに、これが実現するのはどれだけ遠い未来の ことになるんだ!?チューブ式の鉄道が誕生する頃って、多分俺生き てないぞ!? |
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大規模な鉄道の博物館においてコレはお約束ですよね。というわ けで三笠にも鉄道模型の巨大ジオラマがありました。ただ他と違う のは、新幹線や在来線に加えてリニアも走っているという点です。 あぁ〜なるほど。ここの博物館は結構未来志向が強いんだな(笑 |
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色々あった展示室を抜けると休憩所。今度はプラレールの巨大 レイアウトがありました。こういうのって子供は喜びますよね。実際 自分も若干興味があったりしますが、それよりも自分はプラレー ルの隣にある鉄道の古書のコーナーに目がいくという・・・(爆 |
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一通り記念館を見終わったところでいよいよ屋外の展示車両を見 て回ります。ところが、記念館でのんびりしすぎていたのか、それ ともクロフォード公園でキハ80系に見とれすぎていたのか・・・。見る 時間が30分もないという状況。。。なので不本意ながらも、若干駆 け足気味に展示車両を見ることに。急いでいたあまり撮影しそびれ た車両もいますが、この際気にしないことにします(殴 ところで、夏休みで土曜日で鉄道関係の博物館というと、埼玉の 鉄道博物館だったら間違いなく親子連れとかで大混雑しているで しょう。しかしここは場所が場所なのか、結構まったりとした雰囲気 でした。 |
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DD14などの除雪車群 |
ソにDD16に黒い除雪車に・・・ |
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キハ56も実に綺麗な状態 |
扇形庫の中にはED76もいた |
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一見すると、微妙に国鉄色を意識しているような意識していない ような・・・という感じのこの車両。実はキシ80なんです。特筆すべ きなのは、食堂車という肩書きを利用して食堂営業をしているとい うこと。これは是非とも行ってみたいところですが、気がつけば帰 りのバスまであと5分・・・。。。泣く泣く断念しました。 |
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三笠鉄道記念館からの帰りはもちろんバス。しかし岩見沢駅ま で直通するわけではなく、三笠市民会館のバス停で乗り換えま す。その乗り換え時間は30分弱。・・・待てよ。この乗り換え時間の 間に昼飯食えるんじゃないか!?というわけでバス停の近くにあった 食堂で腹を満たしました。これでコンビニ行きは免れた(笑 (写真は三笠市民会館のバス停まで乗ったバス) |
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第11ランナー | 旭川行き | ||
2181M | |||
函館本線 | |||
普通列車 | |||
岩見沢 | → | 旭川 | |
13:50 | 15:45 | ||
中央バスで岩見沢駅に戻り、そこから旭川行きの普通列車に乗 車。車両は711系ですが、運良くリバイバル塗装の編成が来まし た。そしてこの車両は非冷房。なので窓を全開にして夏の空気を 感じながら旅情を味わえる。・・・味わえる・・・味わえる・・・・・・ って、ちょっとスピード出しすぎじゃないかなー!!・・・そうです。 函館本線という幹線だからなのか、鈍行列車と言えども結構ス ピード出してきます。おかげで風圧がすごいです。「スーパーカ ムイ」,とすれ違った時には、あまりの風圧に命の危険すら感じま した(汗 |
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夏の青空の下、石狩平野を走る列車の中から夏の風を感じる。 旅に出ている身としてはこれはかなり気持ちいいものです。そして 何より旅情を感じる瞬間です。対向列車が突っ込んでくることもあ るため、むやみに窓から顔を出すと危険ですが、こういうアングル の写真が撮りたいがためについ・・・。 |
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確か奈井江という駅だったかと思うんですが、キハ40系の普通 列車とすれ違いました。岩見沢行きの列車ということで、要するに 全区間架線の下を走る普通列車です。このキハ40系も窓は開く ため、夏の風を感じながら鈍行旅を楽しめますが、ノスタルジー という点からいうとこちらが上ですね。 |
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頭をよぎったのが「あ、そろそろ上りスーパーカムイとすれ違う 頃じゃないか?」ということ。そのため、対向線路への注意も増し てきます。そしてスーパーカムイとすれ違ったのは列車が滝川に 停車する直前。つまり、俊足自慢のスーパーカムイも駅を発車し た直後でスピードはまだそれほど上がっていません。ネタとしては 物足りない展開ですが、この時ばかりはこのタイミングでの出会 いに感謝。助かった。 |
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滝川ではリバイバル車同士の共演があった |
北海道らしい雄大な風景の中をいく |
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深川では「スーパーカムイ」21号を先に通すため20分ほど停車。 そうです。道内のローカル列車のキーワードである長時間停車で す。停車時間の間は乗車してきたリバイバル塗装の711系を撮影 していたので退屈はしませんでしたが。 |
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深川を発車すると、列車は山の中へ入ります。そしてトンネルに も入ります。トンネルの中ですが、敢えて窓を開けたままにしてみ ました。さすがトンネルとあって、風圧もかなりあって涼しいです。 ていうか涼しいを通り越して寒いです。 |
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終点旭川はもうすぐ |
旭山動物園号が発車を待っていた |
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岩見沢を出発して2時間。終点の旭川に到着しました。旭川で は45分ほどのインターバルで列車撮影や後々この旅で乗る特急 の切符を買ったりしてました。というわけで、今回は旭川はほとん ど素通りしているようなもの。あの旭山動物園にも行きません。 まぁ野郎一人で行くような場所ではないかな・・・と思いますが(爆 とにかく次に渡道する時のお楽しみです。 |
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第12ランナー | 富良野行き | ||
735D | |||
富良野線 | |||
普通列車 | |||
旭川 | → | 美馬牛 | |
16:30 | 17:11 | ||
旭川からは富良野線で南下します。帰宅ラッシュの時間帯なの か、乗車した列車は結構混んでいて、美瑛の手前まで座れません でした。ちなみに美瑛の手前では車窓に虹が見えました。これは いいものを見たなぁ〜。・・・でも裏を返してみると、ついさっきまで この辺りで結構な雨が降っていたということになるのでは!?見たと ころ路面も濡れていたし。 |
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本日の宿の最寄り駅である美馬牛で下車。乗車した列車はここ 美馬牛でノロッコ号と交換するようでした。狙っていたわけではあり ませんが、出会ったからにはすかさず撮影します。ちなみに、ノ ロッコ号には翌日に乗ります。 |
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今夜泊まる宿は「塔の見える宿 おかせん里」です。雰囲気は 家のようですが、「とほ宿」というカテゴリの宿です。せっかく自然 豊かな北海道に来たんだから、こういうアットホームな宿に泊まり たいなと思い、ここの予約を取ったわけです。この辺りにホテルが そんなに無いというのもありますが(殴 (ちなみにこの宿は北海道ローカルの某人気番組のご一行様が 訪れたこともあるそうで・・・) |
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とほ宿というのは「男女別相部屋の民宿」と定義されています が、この宿には個室もあります。非常にシンプルなたたずまいで すが、一夜を過ごすには不足無しです。 この後は11時くらいに布団に入るまでひたすらとほ宿を満喫 したな。お風呂(本当に一般家庭によくある感じの風呂だった)に 入ったり、夕食(秋刀魚とか)を食べたり、食堂で他の宿泊者の 方々とお喋りしたり・・・。こうして北海道入りしてから最初の夜は 更けていくのでした・・・。 |
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■三日目総括 一言で振り返ると、相当マニアックな一日だったな。日中の大半を三笠鉄道村に費やしたことからも分かる通り、ほとんど鉄道関係の 活動しかしていなかったような・・・。つまり一日を通して普通の観光を全くしていない。なんか観光に目覚める前の自分に戻ったような感 じです。三笠鉄道村も面白かったですが、個人的には岩見沢から乗ったローカル列車は結構ツボでした。夏場は納涼&スリリングなア トラクションが楽しめると思います(笑 あと、宿泊したとほ宿もかなり素晴らしかったです。今までは色々な手間を避けるためなのか、ビジネスホテルに泊まることが多かっ たですが、これを機に考え直してみるのもアリかな。アットホームで人間味溢れる雰囲気はまた味わってみたいと思いました。 ■本日の足跡 通過駅数:115駅 総移動距離:496.7キロ ※「はまなす」乗車時の通過駅・移動距離は、日付が変わってから最初の停車駅以降を本日分としてカウントしています。 |
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<四日目 その1> | |||
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